春衡伯爵家の事情 壱
- 吉野

ご訪問有難う御座います。
ご感想、本当にありがとうございます! 励みになります!
閲覧数:875 評価回数:11 総合点:54
時は明治二十年。旧大名家の家系である春衡伯爵家に仕える、国許の下級武士の娘――静。彼女は行儀見習いの為に春衡伯爵家の次男芳朝付きのメイドとなる。
身分違いの想いを寄せながら、二年。
芳朝が大学を卒業した或る日、到頭――縁談の話が持ち上がる。
読んだ   読みたい   シェアする

作品について

作品名 春衡伯爵家の事情 壱
作家名 菊月太朗 年齢区分 [R18]
発行日 2016/05/05 発行イベント COMITIA116 H04a
作品タグ 創作, NL, R18, オリジナル, メイド, 明治,
紹介URL http://yoshino38.blog.fc2.com/
通販取扱

コメント

[ログイン/新規登録]
ログイン後も匿名でコメントできます。
名前:
markus
2021/1/27 22:31
81ZEum https://buyzudena.web.fc2.com/
markus
2021/1/27 01:13
akmCTG https://beeg.x.fc2.com/
johnanz
2021/1/10 00:21
ItZavV http://waldorfdollshop.us/ waldorf doll
dobson
2021/1/9 20:05
QZagvM https://writemyessayforme.web.fc2.com/octavio-paz-essay-day-of-the-dead.html
dobson
2020/12/15 16:05
J36ocL https://writemyessayforme.web.fc2.com/#writemyessay
dobson
2020/12/13 15:05
pkTKyM https://writemyessayforme.web.fc2.com/
johnan
2020/12/13 10:02
3zHzWJ http://xnxx.in.net/ xnxx videos
dobson
2020/12/4 11:49
sPMdEM https://www.quora.com/What-the-top-SEO-keywords-for-essay-you-know/answer/Alan-Smith-1772 write my essay
dobsonz
2020/10/19 01:13
LUoFK4 http://pills2sale.com/ levitra nizagara
またはちべ
2017/8/12 23:24
表紙を見た瞬間、森薫テイストの作風を連想したのですが、明治日本の華族を舞台にしたこと、話のペースは痛快すぎるほどに急展開な事…いろんな意味で独自性を感じました。シリーズ化されているとの事で今後の展開が楽しみです。
バグ
2016/5/6 23:33
下級武家出身の娘・静と、彼女の奉公先である春衡伯爵家次男・芳朝との恋物語。
この作品は作者である菊月氏の作家性を随所に垣間見られるものとなっている。作品に対するエゴが。
個人的にそのような作品はとても好ましく、作家のエゴを感じないそれは――それもまた好ましいものではあるが――しばしば退屈と成りうる。
作品論となってしまうためこれ以上の言及は避けるが、作家のエゴが読者に与える丁度良いバランスというものが有るとして、この作品はそれに近く表現されていると私は感じる。
この作品に対する氏のエゴ、それは詰まるところ、設定の厚みという部分に尽きる。
登場人物の関係性はもちろん、時代背景、それに伴う人物達の歴史。セリフから感じ取れるそれらは読者の想像力を書き立てるのに十分である。
読者にとって作品から想起されるそれらは、自身の記憶に深く刻み込まれる事となり、詰まるところ記憶に残る作品に成りうると私は思うのだ。
華族令が公布された3年後の明治20年から物語は始まる。
華族令公布直後、あるいは直前に伯爵家の嫡男が留学先から帰国していると語られるのであるが、これはどのような流れでそのようになったのか。
静もまた武家の出身でありながら、作中の言葉を借りるならば下賎な仕事であるメイドとして伯爵家へと奉公に来ている。
華族の叙爵に江戸期の石高は関係せず、明治期の租税が基準となった。上知令に端を発しているのかもしれないし、戊辰戦争のあおりを受けたのかもしれない。
あるいは元々三十俵二人扶持程度の家だったか、私の知らない当時の所々の役割で様々な経緯を経て現在に至ったのか。
ともあれ、物語のそこかしこに厚みを感じるこの作品、皆様も明治期の情景に想いを馳せて一読して見ては如何だろうか。
谷町悠之介
2016/5/5 23:30
早速拝読しました。
もう菊月先生の抑えきれない愛が溢れる作品でした。
華族制度やメイドさんのことや建物のことが収まりきれないほどに収まった感じがストーリー性があって良いと思いました。
メイドの静さんは本当に可愛らしいし、是非とも笑ったところが見たいです。
続きや別の視点のお話があったら読みたいです!