片眼の龍の声を聞き(上・下)
- 迷子町

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【奇数章/本丸】

――審神者が血まみれで帰ってきたんだって。

久方振りに姿を見せた審神者によって、突如「新手による本丸強襲」の一報がもたらされる。
彼によれば、すでに壊滅した本丸が複数、そして新手に誘拐された刀剣がいるという。その二の舞いを防ぐため、本丸の防備を更に強くする必要があるのだ、と。
防備の強化に加え、浦島、髭切、岩融、大倶利伽羅、明石の五振りが、壊滅した本丸の後片付け要員として招集されるが――

【偶数章/平成】
家主の鶴丸、養子の廣光、そこに居候する従兄弟の光忠。
廣光への気持ちを自覚しつつ、特に言うつもりもなく過ごしていた光忠だが、社会人になって数年の後、奇妙な夢を見始める。それは己が刀の付喪神として、審神者と名乗る主の元、歴史を改竄する敵と戦う夢だった。
雑談の一端として廣光に話してみると、彼もまたそれと同じような夢を見るという。ただしそこは二千二百五年の未来の話。
平成の世とあまりに掛け離れ、夢にしては現実味がありすぎる、と光忠はおぼろげな不審を深めていく。
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作品について

作品名 片眼の龍の声を聞き(上・下)
作家名 ソノオ 年齢区分
発行日 発行イベント
作品タグ 刀剣乱舞, みつくり, 大倶利伽羅,
紹介URL http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7237813
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