高嶺の工藤さん。 (頒布終了) - カンパニュラの鐘
「すべて終わったその時には――」
その言葉を残し、去って行ったあの白い怪盗はこの四年間。一度もこの窓へと姿を現していない。
――〝あの日〟からずっと彼の言いつけ通りにやってくるのを待っていた工藤は、ついに大学四年生になっていた。
卒業まであと少し。いつもと同じように大学へと通い、カフェテリアで資料を制作していた工藤はその日、一人の青年と出会う。
「――俺、君のこと好き……かもしれない」
「は?」
きらりと輝くカイヤナイトのようなその瞳は、何故か言葉とは裏腹に戸惑いに揺れていた。
*ある理由から一年間の記憶を失いながらも、この四年間ずっと〝誰か〟を探している黒羽と、姿を現すことのないその人を四年間ずっと待ち続けている工藤のお話。
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作品について
作品名 | 高嶺の工藤さん。 (頒布終了) | ||
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作家名 | 六花 | 年齢区分 | |
発行日 | 2015/08/23 | 発行イベント | |
作品タグ | 快新, | ||
紹介URL | http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5582735 | ||
通販取扱 |
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