SWITCH（後編）

- shichifuku

このたびは、拙作をお手にとってくださり、ありがとうございました！
この本は、ずーっと以前、大阪城がはじめて実装されたあたりで思いついたお話でした。
あの頃は、一回きりだと思っていた、大阪城イベント。

一期と、天下（便宜上こう呼びます）が揃った状態で、
過去のことを語ろうとしない三日月がいた場合どうなるのか。
一期は、「もう愛されておらず、過去のことにされてしまっている」と考えるし、
天下は「もう愛されておらず、忘れられてしまった」
と考えるのでは……と思いました。（結局根本は同じ）
それに対して「過去を忘れていないし、今も昔もずっと一期を愛している」という
三日月のアンサーを描きたかった……というのが今回のお話です。

後半で、一期と天下が、入れ替わったままになってしまう今回のお話。
幽霊のようになってしまった一期は、三日月のひとりごとから本音を知れたし、
三日月と話せるようになった天下は、直接三日月に問いただすことができた。
それぞれ入れ替わることで答えを得られた、というところから、
SWITCHというタイトルをつけました。

描きたいものに対して、圧倒的に技量が足りず…
なんというかもう……難しかったです……。
誰もおろそかにしたくはなくて……三つ巴を描くってたいへんだ……！
結局いちみかなので、一期と三日月が結ばれるんですけど、
天下も救われて、報われていてほしかった。
そういう気持ちも込めて、ああいうオチになりました。

しばらくイベント参加予定はありませんが、まだまだいちみか大好きなので、
また機会があればなにか……と思っております。
その際は、またお会いできれば嬉しいです！
ここまで読んでくださり、ありがとうございました！

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